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浅田真央、悔し涙の銀メダル

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バンクーバー冬季五輪は25日(日本時間26日)、フィギュアスケート女子のフリーで、浅田真央が自己ベストの合計205.50点で銀メダルを獲得した。
ショートプログラム、フリーともに歴代女子世界最高をマークした韓国の金妍児(キム・ヨナ)が228.56点で初優勝した。
会社で、学校で、街かどで、飲食店で、日本中の人が浅田真央を応援していただろう。
五輪でトリプルアクセル(3回転半)を3回決めたのはすごい事だ。
しかし後半でトリプルフリップ-ダブルループ-ダブルループは、フリップの着氷が回転不足でオーバーターン。
続くトリプルトーループは左足エッジが氷に刺さって跳ぶタイミングが遅れ、1回転に終わり痛恨のミス。
アナウンサーも「おっと、失敗した」と思わず小声でつぶやいてしまった。
報道陣のインタビューで、「悔しいです」と涙を浮かべ、キム・ヨナに完敗した事を認めた浅田真央に「見事な銀メダル」だよと拍手を送りたい。
予定通りなら2人とも来月23日に開幕する世界選手権(イタリア・トリノ)に出場することになっている。
二人はまだ19歳。今後もライバルとして素晴らしい戦いを期待したい。
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                                冬季五輪フィギュア(共同通信)

さてお姉ちゃんの舞さんも「真央の演技が1番だったよ」と会場からすぐにメールを送ったそうだ。
真央が世界の頂に立った07~08年のシーズンから、日本中の期待を一身に集める妹の「心のよりどころ」になろうと舞さんは決めた。
姉妹の絆があってこその銀メダルである。
この写真は昨年のPIEフォトイメージングエキスポでスペシャルスケートショウが行われた時の舞さんの「ベストショット」である。
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OLYMPUS E-620 ZUIKO DIGITAL14-54mmF2.8-3.5Ⅱ
F5.6  1/200秒  ISO800  14:13  晴れ
撮影日 2009.3.29 撮影地 東京都江東区有明・東京ビッグサイト

オリンピックを見ているとやっぱり気になるのがカメラマンの機材である。
バンクーバー五輪のために新しく開発された【EOS-1D Mark Ⅳ】と【ニコンD3S】。
どっちのカメラが多いかTVを食い入るように見ているが正直わからない。
撮影方法も無線を使用し、アイスホッケーなどはゴールの後にカメラを置きワイドレンズで迫力あるシーンを撮っている。
今月初めに発売された「アスリート ビューティ」という雑誌に、2008年北京五輪で活躍したスポーツフォトエージェンシーの取材現場(17日間)の様子が紹介されている。
競技以外にも街の人々の様子も取材しなければならず、撮影現場は過酷で朝6時から深夜3時までの激務。
ほとんど寝ないで翌日の現場に行く。
世界中のカメラマンが訪れるため、取材拠点に警察のチェックも入る。
プレスIDカードは絶対なくしてはならない大切なものの一つである。
移動は自転車が楽で買い物にもフットワークが良い。
一旦撮影に入ると食事に行くのも惜しくなる。オリンピックのスポンサーがマクドナルドだが、日本人はおにぎりだそうだ。
コメは100㎏も仕入れたとの事。
そして1日の疲れを癒すのが「青島ビール」の味である。
バンクーバー五輪でもスポーツカメラマンは選手達の涙と感動をあらゆるレンズで切り撮っているに違いない。
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                      北京五輪で取材するカメラマン達(アスリート ビューティより)

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by chonger48 | 2010-02-26 22:48 | スポーツ
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