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明日から甲子園大会

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明日から第93回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で始まる。
49校の代表がどんなドラマを展開してくれるか楽しみである。
3日に組み合わせが決まったが日本文理は5日目の第一試合で日大三(西東京)と対戦する事になった。
今大会の優勝候補に挙げられている強豪だけに日本文理の戦い方が楽しみだ。

さて今大会で私が注目したい学校が4つある。
まずは習志野(千葉)だ。
今春の関東大会では準決勝で日大三を七回コールドで破り、決勝では甲府工に圧勝して優勝した。
1975年6月、私が高校2年生の時に長岡市は習志野と東海大相模を招いて親善野球大会を開いた。
当時の習志野のエースは現在のヤクルト小川監督である。
習志野は長岡農を17-0、長岡を2-1、長岡工専を10-1で撃破した。
その年の夏、習志野が全国制覇したため、前年の銚子商に続き、新潟へ招待試合に来ると全国優勝できるという可笑しな噂話が生まれてしまった。
今年の習志野は豊富な投手陣で10年ぶり8度目の甲子園出場を果した。
3度目の全国制覇に向けて大会2日目の第一試合で古豪・静岡と対戦する。

2つ目は能代商(秋田)である。
1985年6月15日、秋田県の強豪を招き能代市民球場で行われた全県選抜招待野球大会で能代商対大館鳳鳴の試合を見学した事がある。
その時は能代商が敗れたが、夏には見事に甲子園初出場を果した。
今年で3回目の甲子園出場と成り、第4日目で神村学園(鹿児島)と対戦する。

3つ目は開星(島根)だ。昨春の選抜で21世紀枠の向陽(和歌山)に負けると野々村監督は「末代までの恥。腹を切りたい」などの不適切な発言をして監督を辞任した。
その後復帰を果たし、今年定年を迎える美術教師の野々村監督が約1年半ぶりに甲子園に帰ってきた。
全国制覇で有終の美を飾れるか興味がある。
開星は第5日目に初出場の柳井学園(山口)と対戦する。

最後は東京都市大塩尻(長野)である。
信州工から武蔵工大二高と校名が変わり現在に至っている。
私は1982年夏、長野県大会で丸子実(現丸子修学館)と信州工(現東京都市大塩尻)の決勝戦を見た事がある。
信州工の3番で忠地選手のバッティングはすごかった。
先制ツーラン、同点タイムリー、最後は1点差に追い上げるツーベースを放ち全得点をたたき出したが、試合は6対5で破れ甲子園出場はならなかった。
あれから30年、ついに夢の甲子園にやって来た。
東京都市大塩尻は第7日目に明豊(大分)と対戦する。

1発勝負の高校野球は負ければ終わりだ。
地方大会でどうしても勝たさてやりたかった学校が一つある。
箕島(和歌山)だ。
今年3月に元監督の尾藤公さんが天国へ旅立ってしまった。
選手たちは名将の思いを胸に何が何でも甲子園に出場しなければ駄目だと誓っていた。
春季和歌山大会では智弁和歌山に競り勝って優勝したが夏は3回戦で市和歌山に惜敗し、甲子園出場は果せなかった。
全国の箕島ファンにとっては本当に無念でならない。
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Canon EOS 7D 70-200mmF2.8L IS USM+エクステンダーEF2×Ⅱ
F8.0  1/1250秒 ISO500 15:45  晴れ
撮影日 2011.7.30 撮影地 新潟市中央区・ハードオフ・エコスタジアム

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by chonger48 | 2011-08-05 22:37 | スポーツ
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