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臨時コーチ

スランプの選手や期待する選手を見つけると、おせっかいにもちょっとコーチしてしまった。本人達には迷惑な話であるが、なんとかいい結果を出してもらいたいので、がまんして聞いてほしい。

M・O君は最近打撃不調が続いていた。原因はスウィングすると上体が左に流れて下半身が沈んでしまう事が見受けられた。昨日の試合後マスコットバットでティ打撃をさせた。そして外角低めだけ徹底的に振らせた。普段より重いバットで、打席から一番遠いコースを打つ事で、踏み込んでスウィングしないとバットにボールは届かない。迷いをなくすため狙い球をアウトコースだけに決めて強いセカンドゴロを打つイメージでと指示。最後はグラウンド整備用のトンボを振れと伝えた。バットと違ってバランスがとれない分、腰を回転させないと振り切れない。そして今日のゲームで早速効果が出た。最終打席で、狙ったアウトコースの球を右中間へ同点二塁打を放った。本人も私もガッツポーズだった。
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CanonEOS30D EF70-200mmF2.8L IS USM エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6 1/1600秒 ISO400・AM10:30・晴れのち曇り
撮影日 2007.6.24 撮影場所 三条市月岡・三高グラウンド・対佐渡総合戦


2年生投手のY・Y君は来年のエース候補である。何と高校の同窓生の子供だとわかったので教えずにはいられない。今日の第二試合の先発のためブルペンで投げ始めた。
ストレートは威力があるがカーブは曲がらない。私は投手出身ではないが捕手の経験があるので投球術について話した。最初の入り方はインコースを突け、高め低めと徹底的にインサイドで打者の上体をのけぞらせ、カウントを整える。2ストライクと追い込んだらカーブをストライクゾーンからボールにする。このコントロールはまだ出来るまで時間がかかるが、打者がボール球を振ってくれれば儲けものだ。このカーブを振らない優秀な打者は外角低めのストレートを決め球にして、見逃し三振をとるイメージで投げるように指示した。キャッチャーも2年生の若いバッテリーなのでサインどうりの要求をしても投手の球がすっぽ抜けたり、コースが定まらなかったりしてる場面も多々あったが責任回数の5回を無得点で抑えた。
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CanonEOS30D EF70-200mmF2.8L IS USM エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6 1/1000秒 ISO400・PM2:57・晴れのち曇り
撮影日 2007.6.24 撮影場所 三条市月岡・三高グラウンド・対阿賀黎明戦


■選手達の打撃フォームやピッチングフォームを見てもらうため、私の写真をみんなに配り始めた。この写真が20年、30年経っても彼らの宝物であって欲しいと願っている。

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by chonger48 | 2007-06-25 00:00 | スポーツ
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