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chongerさんの野球教室・・・・ピッチング編

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先日の市内大会で優勝投手となった栄中学のエースT・M君のピッチングフォームです。
ノー・ワインドアップからスリークォーター気味に投げるフォームで制球も安定しています。
球種はストレート、カーブ、スライダー。
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CanonEOS40D EF70-200mmF2.8L IS USM+エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6  1/640秒 ISO400 15:01  晴れ
撮影日 2009.6.12 撮影地 三條機械スタジアム

1枚目の写真では腕のスイングがグラブをしている左ひじが右ひじと同じ高さになっていない。
あくまでも肩のラインはグラウンドと水平にし、左腕で引っ張ってグラブの中の小指に力を入れること。
左ひじが下がると腕のスイングが早すぎてバッターにボールが見やすくなってしまう。
ステップは一塁側に踏み出すと左ひざが開くためボールに勢いがなくなるので、ホームプレートに真っ直ぐ踏み出す事。
歩幅は6足分位を目安に親指の付け根からおろす事。
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CanonEOS40D EF70-200mmF2.8L IS USM+エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6  1/640秒 ISO400 16:18  晴れ
撮影日 2009.6.12 撮影地 三條機械スタジアム

2枚目の写真はテークバックから投球動作に入った姿である。
ボールを握った手の甲を三塁側に向けながら後にへ引き上げ、トップの位置ではボールが二塁方向に向きます。テークバックでは一塁側から見ると体が「く」の字になるように腰を前方移動させる。これで体に「ため」がうまれます。
T・M君の場合左腕が早く下がりすぎ上体が突っこんでしまっています。
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CanonEOS40D EF70-200mmF2.8L IS USM+エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6  1/800秒 ISO400 16:02  晴れ
撮影日 2009.6.12 撮影地 三條機械スタジアム

3枚目の写真はリリースの瞬間です。
右腕の角度は矢印の位置がトップポイントの理想です。彼の投げ方の欠点は下半身の使い方が足りません。上体だけで投げるから右ひじが下がってきます。これを治す練習方法はボールを自分の目の前の地面にたたきつけ、より高くバウンドさせて捕球する訓練をしてみてください。
これが修復できればストレートのスピードも増すでしょう。
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CanonEOS40D EF70-200mmF2.8L IS USM+エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6  1/1000秒 ISO400 15:57  晴れ
撮影日 2009.6.12 撮影地 三條機械スタジアム

4枚目の写真に私はスゴイ発見をしました。
硬球を投げる投手は、球の重さと遠心力をうまく体でバランスさせるため、グラブを持った手を左脇(右投手なら)に抱えて投げるが、軟式の場合、球が軽いせいかグラブを持った手は自然と力を抜き、このような形になる。
むしろ右手のリリースポイントを意識して投げるだけが良いようだ。
写真はグラブの捕球面が上を向いている。そこで提案だが、捕球面をわざと下に向ければ手首がもっと楽になるはずだ。
これって以外に良い結果が出るような気がするので練習してみてほしい。
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CanonEOS40D EF70-200mmF2.8L IS USM+エクステンダーEF2×Ⅱ
F5.6  1/800秒 ISO400 16:02  晴れ
撮影日 2009.6.12 撮影地 三條機械スタジアム

最後の写真はフォロースルーからフィニッシュである。
彼の場合、左ひざが伸びきってしまい、右足の蹴りも小さい。
右肩をもっとグランド方向に向くようにして最後まで腕を振り切る事が必要だ。
それには遠投をする事だ。足腰のばね、体重移動、手首のスナップ、腕の振りなどすべての要素が入っている。

野球は投手の出来で9割は決まる。
頭脳的な配球テクニックとはどんな事か教えよう。
その日のゲームで球種に対する自信を把握する。今日の調子ならストレートを6割、カーブを3割、スライダーを1割と決め、ピンチでは一番自信のある球を投げようと決めておく。
ピッチャーが常に優位に立つにはストライクを先行させることである。基本は1-1の平行カウントを目標にする。
ここで需要なのが内角の攻め方である。内角に力のある球を投げればファールを打たせて2ストライクまでカウントを稼げることにつながる。
例えば一球目は外角にカーブ、二球目はインコースの高めのストレートでファールが取れツーナッシングになったとしよう。打者は「まずい」投手は「しめた」と思い断然投手が有利だ。
だがこんな場合、一球目に外角低めにカーブ、二球目に外角高めギリギリにストレートでツーナッシングと追い込んでも投手は次はもっとコーナーを狙って投げようと考え余計なプレッシャーがかかってしまう。
カウント2-0からのピッチャー心理は一球はずすがセオリーだ。2-1ではあと二つボールを投げられる余裕があると思うとコーナーを狙ってボールになる確率もあがる。2-2では逆にバッティングカウントになってしまう。甘い球を投げるわけにはいかないと思うと逆にボールになってしまう。
2-3となるとピッチャーは精神的にも苦痛で腕が振れず四球か痛打を浴びて結果、悔いが残る。
0-3の場合、ファーボールを出してはいけないと思うのが当然だが、気持ちを切り替えてど真ん中をどうぞ打ってくださいと気楽になると自然と良いフォームで投げられ、ストライクが入ってピンチを脱出できるものである。
悪いピッチャーの場合、一球目に外角でボール、二球目は内角でボール、変化球に自信のないピッチャーはツーボールになると次は外角のストレートしか投げれない。これがボールになって最悪のパターンを迎えてしまう。所が良いピッチャーはツーボールからでも自信のある変化球でカウントを取れるのだ。それもボール気味の球を投げられるのである。それが粘りのある投球ってことになるのである。
アマチュアの場合ほとんどが初対面同士の対決となる。そんな時どんな組み立てをするかというと、やっぱり変化球が効果的だ。
T・M君のウイニングショットはスライダーだ。
私のサインは初球外角にカーブを要求する。それがはずれてもまた同じところにカーブのサインを出す。
それもはずれてツーボールになったらインコースにストレートでファールを打たせストライクを取る。
まず相手にカーブピッチャーなんだという意識を植えつけるのだ。
ではどこでスライダーを投げさすかだが、2-1か2-2と追い込んでからが良い。つまりいざという時に相手の想定外の球を見せて幻惑させる事が頭脳的な配球テクニックというわけである。
一番悪い例はカーブ、ストレート、ストレート、カーブと単調な配球では打者に読まれやすい。
あと一つ球種をマスターするならフォークボールが良い。落ちる球があると投球に角度が生まれピッチングに幅が広がる。
軟式野球のトップレベルの試合は1対0でほとんど決まる。だからイニングの先頭打者は必ず塁に出してはいけない。
もちろんファーボールなんてもってのほかである。打たせて取るピッチングをすれば打者は打ち損じの方が多いのだ。
私の経験から速球投手より変化球投手のほうが打ちにくい。内角も外角もボール一つの出し入れが出来るようなコントーロールがあって、インコースを見せ球にアウトコース低めに投げられるピッチャーはそう簡単には打たれない。
T・M君わかったかな?

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by chonger48 | 2009-06-16 23:45 | スポーツ
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