長い間ご苦労様でした

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新大橋を三条駅方向に下る坂道の脇にトタン板の建物が残っている。
ここの一階に酒や食料品を販売する5坪ほどの小さな商店があった。
その店の奥さんが病気療養中だったが今月9日、74歳で悠久の眠りについた。
お店が忙しいため、二人の子供を近所に住んでいたうちのお袋が子守をしたご縁で40年来、家族ぐるみの付き合いをさせてもらっている。
私が中学生の頃、子供達は我が家で夕食を食べていた。夜9時近くに、いつも私が店まで送り届けると「兄ちゃん、ありがとね!」と奥さんからアイスをご馳走してもらった。
高校3年の夏休みと冬休みにはアルバイトをさせてもらった。
本寺小路の飲み屋に出す枝豆のもぎ方を教わったり、自転車の荷台から酒の空き瓶を落として壊したりしても「怪我しねかったかね」と優しくしてもらった事を思い出す。
旦那さんもニコニコ笑顔でいつも夫婦仲良く働いていた。
バイト代を前借りして「太陽にほえろ」のLPを買ったなんて事もあたっけ。

子供達は結婚し孫たちの成長していく姿を見る事が晩年の夫妻の楽しみになっていた。
長男が横浜に住んでるため、現在は数年前に新築した家で旦那さんが一人で商売をしている。

通夜ぶるまいの席で画像の建物の家主さんといっしょになった。
私が冗談で「記念写真を撮りたいので有形文化財みたいに永遠に残してほしいですね」と笑いながら話した。
でもいつか取り壊されてしまうんだろうなあ。
この建物の歴史といっしょに奥さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
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Canon EOS 50D  EF-S17-55mmF2.8IS USM
F16  1/100秒 ISO400 16:45  晴れ
撮影日 2011.4.12 撮影地 三条市北新保・

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by chonger48 | 2012-04-20 20:02 | 心象風景
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